我、絵描きにつき
絵を描くことだけが私の取り柄
といっていいでしょう
幼い頃から絵を描くのが好きで
広告裏の白紙を見つけては
絵を描いてました
いまでも白紙の紙に
一筆、ペンを入れる緊張感とドキドキ
は常にあります
点は線になり、線は円になり、
円は繋がり絵となる
絵を描くことだけが私の取り柄
だったことが、描き続けていると
私だけの価値観ではなくなってきます
いろんなひとが私の絵をみて感想をいってくれます
とてもありがたいことなんですよ
絵は縁を結び、縁は絆を生み出し、
絆は絵を返す
絵を描き、私の価値観を人に認められ
更なる高みを目指す
私には目標があります
それはいづれ来る死を受け入れること
当たり前ですが生きたからには死は来る
死ぬ前にどれだけの人と廻り合い
そして自分と言う存在を意義付けたか
それによって私の価値観が
生まれてきた意味を知れるのだと思っています
いまは恐れる
しかし恐れるよりも先に神経を開け
手を動かせ、脳よりも先に動かし続けろ
描き続けていくと
当然ながら完成へと近づきます
しかし、完成とは終わりということなのです
始まりがあり、終わりがある
すこし寂しいですね
色とりどりに咲く花は
やがて散りゆく夢終わり
最後に
私が常に思っていることがあります
描くのをやめると描けなくなる
人が観てくれる
それに越したことがないのも理解
しかし、有名ではない私は
そんなに誰かに影響を与えるほどの
力量はないのかもしれない
しかし、いまはがんばり、自分を励まし
いつか来る死に向かって
存在意義を
みつめていきます
私の絵が誰かにとって必要な
存在になりますように
今日はこれにて
御免