時おり寂しくなります

※注意

以下の文は自分が時々嫌になることがあり
自身を中傷したりする前触れです
お読みの際は心に十分余裕をもってお読みください

[机上の絵]

私は時々、絵を描くのが嫌になることがある
それは絵を描いててなんの得があるのか？
などをふと考えてしまったときだ

絵は時として私の心を蝕む
絵は時として自分の心を見透かす

絵に対してどうしようもなく
腹立たしく、恐怖を抱くことがある

思ったように手や指先が動かない
描けなくて悲しくなる

明るい絵を描こうとしている
自分に虫酸が走る

描き続ける絵はやがて
私の心を掻きむしる

[公開絵画]

怖くて怖くて
公開絵画を行う直前まで
心臓が張り裂けそうになる

しかし
始めると張り裂けそうな心臓は
無になる

衝動を色に絵に変えて
表現する

吹っ切れる
自分をすべてさらけ出す

他人にどう思われようが
さらけ出す

30分は
あまりにも短くて
絶え間なく永い

早く終わってくれ
もう描けないよといつも思う
開始五分足らずで嫌気が指す

それでも描き続ける
開始十分くらいで自分の周囲から
すべての音が消える
無音
聞こえているはずだが無音
それでも手や身体は動いている
描く行為というよりも
神経に任せて動いているという感じ

開始15分くらいで
神経と描く身体が分離する
無心

これが２セット続く

公開絵画のとき
何を考えて描いてるのですか？
とよく訊かれるが

なにも考えてません

言い方が悪いかもしれないが
事実なのです

考えるよりも
先に
動いているのです　　　

ただ恐怖は常にあると思います

それだけは確かです

それでは

御免